さざなみ共同作業所について

           福岡さざなみ共同作業所所長 簑原 毅

(第9回てんかん協会九州フロック大会(鹿児島)資料)

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さざなみ共同作業所設立経過

平成6年  全国初のてんかんの人の作業所としてあかり作業所設立
平成8年  知的障害を伴わないてんかんの人のために、さざなみ作業所設立
     保健所の指導によりあくまでも精神障害者小規模作業所としての設立であり
     精神障害の人とてんかんの人の混合利用となる。
平成10年 利用者の増加により第2作業所を設立。
     作業所に対するニーズも様々となり利用者のアンケートをとり
     その結果、第2作業所は週5回開所する作業所とし、もっと働きたい人が
     第2の所属となる。(主にてんかんの人が多い)

さざなみ共同作業所概要(平成12年4月1日現在)
 さざなみ共同作業所(第1) 平成8年4月 開設
 さざなみ第2共同作業所  平成10年4月 開設

 利用者数  第1 10名    第2 15名
 職員数   第1 常勤1名   第2 常勤2名
          非常勤2名    非常勤1名
 開所日数  第1 週4日    第2 週5日

1日のスケジュール

作業内容  第1 チュールたわし(台所用)  第2 手すきはがき
          廃油石鹸           下請作業(草取り・転作業)
          クッキー
          下請作業(清掃・転作業)

作業収益  平成11年度(2作業所合計)
           約193万円(年間)

年間行事  作業所バザー  平成12年度第4回バザー実施
          研修旅行    年1回(昨年度、湯布院)
          一障害者スポーツ大会参加
          障害者ポーリング大会参加
          福共連仲間の学習交流会参加
          福共連仲間の大忘年会参加
          ひかり作業所バザー参加
          地域公民館まつり参加
          職員研修    きょうされん
                  全家連

後援会活動  作業所を支援する団体として後援会を組織
           地域の方や作業所関係者、家族会、給食ボランティアさん
           バザー等でつながりができた人で構成
           現在およそ180名
           平成10年度より作業所バザーの主催は後援会が担い取り組んでいる。

     バザー
     バザー実行委員会を組織し5ヶ月ほどかけて準備する。
     参加するのは、作業所の仲間・職員・後援会員・ボランティアで
     バザー前日と当日で述べ100名を越す。
     地域の小学校の体育館と校庭を借り開催
     売上160万(平成12年度)商品提供者300人以上

物品販売活動
   きょうされん物販が主な活動で夏と冬の年2回
   毎年少しずつ広がり現在では年間40万円ほどの収益になる。

募金活動
 年間を通して行なっているが、主に牛乳ビン募金(協力してくれるお店や病院等約
 20箇所に置いてもらっている。)を取り組んでいる。

店舗事業
 第2作業所に隣接する建物を店舗に改装し現在ショップにする準備を進めている。
 目的は作業所工賃アップのための新しい仕事の開拓と地域人たちとの交流の場の提供
 で、まずは地域のニーズを調査しながら具体的な仕事を検討していきたいと考えている。

作業所の現状
 利用者が増える中でそれぞれの障害やニーズは様々に分かれ個別の対応が不充分にな
 ってきている。
 しかしながら仲間の作業所に対する信頼は徐々に高まっている。これは職員の仲間
 に対する援助の積み重ねによるものであり、この点では成果があがっている。
 旅行の企画やレクレーションなどは仲間の話し合いにより決定し、実行されている。
 作業所内でのトラブル等についても、仲間による話し合いをしてもらい皆に考えても
 らう。このような取り組みの積み重ねの中で、仲間が作業所を自分の居場所とし
 自分が求められている場と感じ、自己の実現が可能になると思われる。
 これは作業所の役割であり、仲間に対する援助においてさざなみは、作業所としての
 初期の段階には到達していると考えられる。

課題
 次の段階としては仲間個々の願いや希望をいかに引き出しどう育んでいくかが課題と
 なってくる。
 居場所がなく行く場所のなかった仲間にとっては、作業所に通うことは大変な喜びと
 なっていく。しかし1年以上経ってくると作業所に通い仕事をするのは当たり前の
 ことで、その中でどのくらい仕事にやりがいが持てるか、どのくらいその生活が充実
 しているか。と言うように仲間のニーズも成長していく。そのべースは個人差が
 あり、ある程度援助の必要な仲間もいるし始めから高いニーズを持っている仲間もい
 る。そのニーズに応えていくのも作業所の役割であると考える。

将来構想
 現在さざなみでも認可施設をつくることは視野に入れながら将来構想を検討している
 が、情勢は厳しい。
 国の財政再建は福祉の分野にもおよび、高齢者分野における介護保険制度のように
 障害者分野にも社会福祉事業法改正等による国の負担を減らす(国が責任を持たない)
 政策が採られようとしている。
 このような情勢に流されず、障害者にとって何が必要なのかを中心に置き広く市民に
 訴える運動に取り組みつつ将来の構想を実現していきたいと考えている。
 小規模法人により法人化への道のりが急に近くなったように思えるが、現在の案では
 その法人の行なえる事業はかなり限定されており、規制緩和には当らないものになっ
 ている。

大切にしている事

事例@Aさん56歳男性 てんかんと知的障害(療育手帳A)
事例ACさん38蔚男性 てんかんと身体障害および知的障害



【問い合わせ先】
さざなみ第二共同作業所
〒814-0933 福岡市城南区七隈2-2-2
TEL:092-801-2958 FAX:092-873-0959

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