世界の名医に聞く てんかん診療Q&A
八木和一、山内俊夫 監修
ヴアンメディカル、131頁 2001年3月 3,000円
目 次
1 てんかんの診断について(偽発作、頻度と分類)
2 てんかん発作の薬物治療について
3 てんかん重積状態の治療
4 てんかんの外科治療
5 てんかん患者の結婚・出産
6 外傷後または術後における抗てんかん薬の予防的投与
7 抗てんかん薬:選択、体内動態および薬物相互作用
8 小児けいれんの診断と治療
9 てんかんの診断と治療:治療の開始、終結と予後、再発
10 抗てんかん薬の認知機能に与える影響
11 てんかんの遺伝学的研究の進歩
12 てんかん患者における日常生活
13 Worldwide Topics in Epilepsy INTERVIEW SERIESを終えて
索引
光感受性てんかんの臨床神経生理
八乙女クリニック院長 高橋剛夫
新興医学出版社、108頁 2002年7月 4,300円
目 次
1章 対象と方法
2章 低輝度視覚刺激による脳波賦活への発展経過
3章 眼球運動
4章 PPRと臨床相関
5章 PPRと素因
6章 PPRを伴うてんかん者とてんかん分類
7章 電子ゲーム誘発発作
8章 ポケモン発作
9章 光感受性発作の防止策
10章 治療
11章 光感受性発作の予後
12章 結語
文献
お薦め!
てんかん −その精神症状と行動−
てんかんの精神症状と行動研究会 編
新興医学出版社、275頁 2004年10月 4,000円
【一言コメント】34名以上の専門医による執筆で、引用文献もあるきちんとした専門書である。
最新の広範な知見がコンパクトにまとめられている。
目 次
第一部
日本におけるてんかん精神病研究の歴史
発作間欠行動変化と精神病
発作後精神病−再半券と今後の課題−
てんかん精神病発病のリスクファクター
てんかんと非定形型精神病
てんかんとうつ
てんかんと痴呆、認知障害
てんかんと発達障害
てんかんと睡眠障害
偽発作
真の発作と偽発作の鑑別困難例
てんかんの精神症状とてんかん外科
てんかんの術後精神症状
非けいれん性発作重積の精神症状
第二部
精神症状と脳波
てんかんの精神症状と脳磁図
てんかんの精神症状・認知とSPECT研究
てんかんの精神症状・行動とfMRI研究
光トポグラフィーによるてんかん焦点の決定
てんかんの精神症状・行動とMRS研究
TMSによるてんかん研究
第三部
てんかんの包括医療−精神科医の役割について
てんかんを持つ子の集団生活での問題点
てんかんと運転免許
てんかん協会の活動
てんかんのQOL
女性とてんかん−てんかんにおける月経障害−
特異な宗教体験をもつてんかん例
てんかんの神経心理学
てんかんのロールシャッハ・テスト
「てんかんの精神症状と行動」研究会の経緯
索引
臨床精神医学講座9 てんかん
中山書店、559頁 1998年9月 32,000円
目 次
てんかん概説
てんかんの歴史 秋元波留夫
てんかんの概念、定義 清野昌一
てんかん発作
てんかん発作の国際分類 濱田耕一ほか
てんかん発作の診断と鑑別
てんかん発作の診断
問診と脳波による診断 大熊輝雄
画像診断 地引逸亀
発作波捕捉法一長時間モニター、深部脳波、MEG
渡辺裕貴ほか
てんかん発作の鑑別診断
偽発作 山口成長
てんかん発作近縁疾患 廣瀬源二郎
てんかん発作の治療
てんかん発作の薬物治療
抗てんかん薬の概要 高沢彰ほか
抗てんかん薬の作用機序 樋口輝彦ほか
治療の実際/抗てんかん薬の血中濃度
藤原建樹
難治発作の治療 工藤達也
発作重積(延)状態とその治療 工藤達也
抗てんかん薬の副作用 田中久ほか
てんかん発作の外科治療 三原忠紘
その他の治療 有泉基水
てんかんの治療経過と予後 高橋克朗ほか
てんかん類型と疫学
てんかん類型とその特徴
てんかん類型とは 岡 英次
脳局在関連てんかん
側頭葉てんかん 真柳佳昭ほか
前頭葉てんかん 井上有史
頭頂葉・後頭葉てんかん 市川忠彦
全般てんかん 扇谷明ほか
特異てんかん症候群 内藤明彦
特殊なてんかん症候群 廣瀬源二郎
乳幼児期、児童期のてんかん 渡辺一功
成年期、老年期のてんかん 中野隆史
てんかんの疫学大田原俊輔ほか
てんかんの病因と発作発現機序
てんかんの病因 鈴木二郎ほか
症候性てんかんとその同定 石島武一
てんかん発作発現の機序
実験てんかん概説 鈴木二郎
生理学的側面 森本 清
生化学および分子生物学的側面 村島善也
形態学的側面 木村宏ほか
誘発因子からみた発作発現機序
発作誘発因子 高橋明比古
感覚誘発発作 高橋剛夫
認知誘発発作 松岡洋夫
てんかんの精神医学的問題とその治療
総論一てんかんと精神医学 山内俊雄
てんかんと精神症状
挿間性精神症状 細川 清
持続性精神症状 松浦雅人
神経症様状態 久郷敏明
幻覚妄想状態 大沼悌一
行動、人格、性格の変化 扇谷 明
てんかん者の人間学的精神病理学 木村 敏
てんかん者の抱える諸問題とその対応
総論 山内俊雄
てんかんに伴う脳器質障害、脳機能障害
森 則夫
てんかんに伴う心理・社会的問題
てんかんに伴う心理的問題 原田まゆみ
てんかんに伴う社会的問題
養育・教育 粟屋 豊
就労・運転・欠格事由 武田明夫
結婚・妊娠・出産 金子 直ほか
てんかんの包括治療 久保田英幹ほか
専門職のためのてんかん・援助マニュアル 3
社団法人日本てんかん協会東京都支部、125頁 1998年12月 1,500円
目 次
講義1 障害者の人権/権利
講義2 てんかんの薬物療法
講義3 栄光園における抗てんかん薬の見直し
講義2と3の質疑応答
講義4 てんかんの診断と治療
講義5 行動障害 その考え方と対処の仕方
講義6 医療側からみたてんかんと行動障害
てんかんとQOL
M.R.トリンブル、W.E.ダッドソン著 久郷敏明 監訳
星和書店、263頁 1998年 4,600円
目 次
第1章 てんかんをもつ人々のQOL:患者の視点から
第2章 てんかん患者家族のQOL
第3章 慢性神経疾患を有する患者の家族のQOL
第4章 QOLと服薬のコンプライアンス
第5章 QOL測定法の統計的な問題点
第6章 現在のQOL測定法の概要
第7章 WHOのQOLプロジェクト
第8章 WPSIとてんかんのQOL
第9章 てんかんのQOL:アメリカにおける最近の進歩
第10章 てんかんのQOL:リバプールでの取り組み
第11章 レパートリーグリッド法によるてんかん患者のQOL評価:
QOL評価スケジュール
第12章 慢性疾患におけるQOLの判定:製薬企業の視点
第13章 QOLが抗てんかん薬の開発と販売におよぼす影響
第14章 QOLと認知機能
第15章 コンピューターによる認知機能とQOLの評価
第16章 てんかん患児のQOLの測定
第17章 てんかん外科治療後のQOL
第18章 てんかんの軽症型と重症型
第19章 結語:てんかんのQOL
難治てんかん
精神医学レビュー No.10 清野昌一 編
ライフ・サイエンス、151頁 1994年 2,800円
てんかん研究の最前線
第1回日本冬季神経科学会議 田中達也 編
ライフ・サイエンス、166頁 1994年 3,000円
小児に特有なてんかん
小児科診療 1997年3月号
診断と治療社、267pp. 1997年 2,200円
早期乳児てんかん性脳症、早期ミオクロニー脳症
West 症候群
乳児重症ミオクロニーてんかん
Lennox-Gastaut 症候群
小児欠神てんかん
良性小児てんかん
大発作(強直・間代発作)の診断と治療
てんかんと紛らわしい疾患
てんかん児の日常生活の指導-障害を併せ持つ例を中心に-
乳児良性部分てんかんの臨床的検討
無熱けいれん児のfollow-upに関する検討
那覇市の精神遅滞の発生率の検討
てんかん診療 第3版 指針としての100の原則
ウリアム・H・セオドア、ロジャー・J・ポーター
監訳 渡辺一功
医学書院エムワイダブリュー、267pp. 1996年 4635円
第1章 患者へのアプローチ
第2章 診断:てんかんの原因
第3章 診断:発作とてんかん
第4章 診断:部分発作
第5章 診断:全般発作
第6章 診断:てんかん重積状態
第7章 診断:非てんかん性発作と熱性痙攣
第8章 治療:総論
第9章 治療:薬理と薬物動態
第10章 治療:部分発作
第11章 新しい実験的な薬剤
第12章 治療:全般発作
第13章 治療:てんかん重積状態
第14章 治療:鎮静作用のある抗てんかん薬の役割
第15章 治療:てんかんにおける外科治療の役割
第16章 治療:てんかんと妊娠
第17章 てんかんの心理社会学的側面
第18章将来:研究の重要性
付録:国際てんかん連盟と国際てんかん協会の支部
参考文献
索引
100項目のQ&A スタイルの構成で読みやすい。639件の文献リストが
付いている。
精神治療薬大系 全5巻 抗精神薬・特効性抗精神病薬適用上の諸問題
三浦貞則 監修
星和書店 318pp 1996年9月 4800円
目 次
I.抗精神病薬(神経遮断薬)
II.特効性精神病薬
III.適用上の諸問題
老年者と向精神薬
小児と向精神薬
思春期青年期と向精神薬
一般臨床における向精神薬
向精神薬に関する諸問題
他の精神科治療法との関連
文献リスト、索引有り
てんかん学ハンドブック
兼本浩祐 著
医学書院 188pp 1996年6月 3,399円
初めててんかん患者の診療にあたる研修医やレジデントの医師がてんかん学を
ある程度体系的に学ぶ手助けになるとともに、てんかん専門医ではないが、
神経内科、脳外科、精神神経科、小児科などの外来でてんかん症例を診療する
必要のある医師のための実践的な手引きとなることを目的としている。
(はじめに より)
【目次】
1章 てんかん学基礎編
2章 治療編
3章 脳波編
4章 鑑別診断編
5章 てんかん症候群およびてんかん類似疾患編
6章 抗てんかん薬編
7章 診断アラカルト
索引
てんかん学の臨床
久郷敏明 著
星和書店 688pp 1996年 4,800円
1583件にのぼる膨大な資料に基づく深い考察を加えており、卓越した本である。
てんかん学の専門書であるが、医療問題のみにととまらず、自動車運転免許、就労
・結婚等を含めた、てんかんの社会的問題についても言及している。
しかし、てんかん患者および家族の社会的問題に関する第15章および第16章
は、併せて72ページと全体の10%で、若干物足りなさを感じる。
著者は岡山大学医学部卒、現在香川医科大学精神神経科講師。(SH)
【目次】
第1章 歴史的背景と臨床特徴
第2章 てんかん発作とてんかん症候群
第3章 てんかんの診断
第4章 精神医学的合併症
第5章 経過と予後
第6章 薬物治療の原則
第7章 約粒治療の開始と終結
第8章 抗てんかん薬の薬理学
第9章 抗てんかん薬治療の実際
第10章 抗てんかん薬の種類と特徴
第11章 特殊な状態の治療
第12章 難治性てんかんへの対策
第13章 てんかんの包括医療
第14章 てんかんの医療構造
第15章 患者と家族および学校教育
第16章 就労および結婚
最新てんかんの診断と治療
J.K.ペンリー編、細川清、久郷敏明、山本光利 訳
星和書店、1988年、1,600円
てんかんを持つ人たちに接する医師は、発作のコントロールと、
クオリティ・オブ・ライフの両局面を考え、これらを改善していく役目
を持つ。てんかんの望ましい管理は、その目標として、発作の頻度や、
重症度を減少させ、患者の生活を正常化し、それを維持することにある。
本書は、特殊な発作やてんかん類型の診断、治療・管理に関する新しい
情報が、てんかんを持つ人たちに最も良いケアができるようにと、盛り
込まれている。患者のクオリティ・オブ・ライフは、最も治療効果が高
く、最も副作用が少ない抗てんかん薬を選択することによって、改善さ
れるはずである。
【目次】
てんかん一概説・・・・・1
てんかん発作とてんかん症候群の分類・・・・・7
てんかんの診断・・・・・14
てんかんの治療・・・・・25
抗てんかん薬の臨床薬理学・・・・・43
人間の成熟と外観に及ぼす抗てんかん薬の影響・・・・・57
小児期のてんかんに対する特別な配慮・・・・・63
抗てんかん薬の中止・・・・・72
文献・・・・・82
意識障害の人間学 -てんかんの精神病理-
国立療養所宇多野病院副院長 河合逸雄 著
岩波書店、1987年、1,800円
【目次】
第一部 発作・・・・・3
第二部 てんかん患者の正確・・・・・47
第三部 精神病像・・・・・85
第四部 発作間欠期の精神病像・・・・・127
第五部 意識・知能・認知・・・・・163
第六部 セルフ・ヘルプ(自助運動)・・・・・199
癲癇2000年 -てんかんに関する史的雑記-
新潟大学脳神経外科名誉教授 中田瑞穂 著
ぶどう社、1984年、1800円
【目次】
緒 言・・・・・1
西洋におけるてんかん略史・・・・・5
西洋における"てんかん"の厚生福祉施設・・・・・21
日本(東洋医学)における"てんかん"・・・・・30
総 括・・・・・108
謝 辞・・・・・111
付 録・・・・・112
てんかんの精神病理と精神療法
大原 貢 編
金剛出版、1982年、4,800円
てんかんの治療と研究は、今日新しい局面を迎えている。
脳波による電気生理学的的研究や、抗てんかん薬に依存した薬
物療法が一定の限界をもつことが、次第に臨床現場であきらか
になってきたのに村し、患者の存在様式や発作状況の精神病理
的解明の重要性と、精神療法的接近によって患者の自立をうな
がし、てんかんという不幸で特殊な事態から患者を解放するた
めの新たな治療の方向とが注目を集めるようになった。
本書は、以上の観点から、まず広汎な文献を渉猟して、精神病
理学的的諸研究を展望した上で、自身の症例を用いて著者らの
精神病理学的たちばをあきらかにする。それは、てんかんとい
う疾患が生物学的法則にしたがう身体現象であるとしても、患
者をとりまく状況や情動要因が重要なな意味をもつとする精神
身体医学的立場である。つづいて精神療法の実際を示す具体的
なケース一患者や家族の面接、遊戯療法や箱庭療法など、著者
らの精力的な実践活動の詳述を通して、てんかんに対する精神
療法の可能性と有効性を実証している。
すなわち、本書は現在のてんかん臨床における限界を打破する
ための果敢な桃戦の試みであるとともに、新たな治療と研究の
方向をも指し示し、従来には考えられなかった進展の第一歩を
拓くものといえよう。
第1部 精神病理学研究の諸領域とその動向
精神症状論/挿間性精神病状態/てんかん性精神病(持続性精
神病)/性格論/神経症状態との関連の問題/てんかん性本態
変化の問題/てんかん発作と情動的要因/発作状況論および人
間学/病跡学
第2部 精神病理
てんかん発作とヒステリー発作の結合について一治療抵抗の問題
を中心に/てんかん性本態変化の可逆性の問題/てんかん性性格
変化の一考察一特に思春期との関連において/てんかん者の心気
症状との比較考察/てんかん発作発現の状況論的考察
蚊イキ/てんかん発作発現の状況施倫的ノテ察
第3部 精神療法
てんかんの精神病理学的側面と精神療法の歴史的勤向/思春期に
発病した"てんかん"の一症例一思春期体験と梢神療法的接近/て
んかん児の"依存と独立"一遊戯治療を通しての一考察/レンノッ
クス症状群の一女児への遊戯療法の適用一その治療過程を中心と
して/蟹・砂嵐・蛇・幽霊・火事・血一てんかん児の遊戯治療/
てんかん者のロ−ルシャッハ・テストのサインについて
のサインについて
てんかんの外科治療
鳥取大学医学部附属病院 堀 智勝 著
創風社、1994年、2575円
【目次】
第一章 てんかんの分類
第二章 てんかんの薬物治療
第三章 てんかんの生理、生化学、薬理、遺伝
第四章 てんかんの臨床
第五章 てんかんの外科治療
付 言 小暮久也、斎藤公子
堀 智勝先生は2001年7月現在東京女子医大脳神経センター脳神経外科学 教授
てんかんの外科治療 堀 智勝著 180頁A判 本体2500円
難治性てんかんの治療 堀 智勝著 312頁 B5判 本体 10000円
(ビデオ・てんかん外科・全3巻解説書)VTR 20000円
微細脳障害 -学習障害児の医学-
鈴木昌樹 著、川島書店、1979年、2,000円
昭和43年第71回日本小児科学会で微細脳障害(Minimal Brain
Dysfunction)がとりあげられて以来、この間題は小児医学の分
野で活発な論議を呼び、教育、心理の分野での関心も少しずつ
たかまり、いまでは多くのクリニックでMBDは診断として採用さ
れるようになってきている。
微細脳障害とは、知能などがほぼ正常範囲と思われるのに、行動
の異常として、多動性、注意集中に之しい、注意転動が激しい、
情緒不安定で衝動的、あるいは執着、保持などの傾向を示し、学
習障害としては、読み書きにおける読字困難、算数障害、言語発
達の障害などを示す多様な症状群をいい、その背景には中枢神経
機能のかたよりが考ええられるのである。
したがってこのような子どもたちに日常接するにさいして、親は
もちろん、保母、看護婦、教師、サイコロジスト、児童福祉の現
任者らが<微細脳障害の医学>を知っていることは、必要不可欠
のことなのである。発達の途上にある子どもの脳は可塑性に富み、
代償可能であり、行動の問題もとりあつかいによって十分改善し
うることであるので、医学と、とりわけ障害児教育とは密接な関
係のもとでとりくむべき課題をになっている。
本書は、小児神経学の権威として知られ、微細脳障害の研究では
指導的地位にあった著者の遺稿から、微細脳障害を理解するため
にその概念、検査法など11の論丈を収録したものである。
てんかんリハビリテーション研究1、2、3
(てんかんリハビリテーション研究会議 抄録集)
社団法人日本てんかん協会編、ぶどう社、1988年、2,500円
1.特集/てんかんリハビリテーションの意義と阻害要因(1984年5第2回)
2.特集/てんかんにおける「障害」の概念(1985年5月第3回)
3.特集/てんかんをもつ人々の生活環境(1993年3月初版 pp.173)
自閉症 -その本態、診断および治療-
G・ドーソン編 野村東助・清水康夫 監訳
日本文化科学社、1994年、9,000円
自閉性障害と教育効果に関する研究 -Rett症候群と自閉症の比較検討-
京都教育大学発達障害学科障害児医学研究室
友久久雄 編著
多賀出版、367ページ、1995年、7,500円
Rett症候群の研究は,現在のところ医学関係の研究が中心で、教育学や心
理学関係からの系統だった研究はほとんどなく、また,その−症状である自閉
を中心に置き、自閉症との関係で論じたものは外国の文献以外は皆無に近いと
いってよい。このような意味でも、あまりまとまりはないが、自閉症とRett
症候群の「自閉」について臨床的な観点から論じた本害を、まがりなりにも上
梓できたことは、筆者の喜びとするところである。(「はじめに」より)
自閉症からのメッセージ
熊谷高幸 著
講談社現代新書、1996年、650円
- 発端となる謎
- 脳の設計思想
- 身体にあらわれた症状
- なぜオウム返しをするのか
- 時間的世界と空間的世界
- 健常児の中のカレンダーボーイ
- 感情のファジイ曲線
- 発達のバイパスづくり
- 社会的な脳
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